猛暑

  北海道演習林が所在する足寄町では7月18日に最高気温37.5℃を記録し,その日の日本で一番暑い町となりました。また最高気温が30℃以上の真夏日を11日連続で観測するなど猛烈な暑さを感じる日々が続いています。
 このような高温条件下で,長時間の屋外での活動や水分補給ができない状況が続けば熱中症のリスクが非常に高まります。屋外屋内に問わずその予防と対策には注意を払いたいところです。
 日中の屋外作業が普通の業務である我々演習林のスタッフにとっても,暑さへの対応は非常に重要です。作業によっては安全のため長袖長ズボンに安全防具の着用が求められますので,高温条件下での作業は身体に熱が溜まりやすく熱中症をおこす可能性が高い状況にあります。
 演習林では安全に活動を行うための指針を定め,そこに高温条件下での作業も注意事項として位置付けています。その予防として先ず個々で自身の体調に留意し,こまめな休憩や水分補給を心がけることが大切です。また気象予報等の情報を取得して想定される危険を予測し,活動にあたって事前の準備や被害を回避できる体制を確認しておくことも重要だと考えます。

猛暑の中咲くクルマユリ


 北海道なので九州よりも気温や湿度が低くこの程度の気温はまだいい方で身体も大丈夫だと思うようにしていましたが,暑いものは暑いです。思い込むだけでは対応できません。
 まだまだ暑い日々が続きます。体調には気を付けてこの猛暑を乗り切りましょう。

2021.07.27 to