3年ぶりの森林科学入門-夏の北方林コース

9月5日から9日にかけて九州大学の1・2年生を対象とした学生実習が北海道演習林で行われました。前月に実施された北方圏森林管理学実習と同じく3年ぶりの現地開催となりました。

学生たちは北海道演習林や町内に位置する雌阿寒岳をフィールドとして,「植生」や「土壌」,自然と人間関係の関わりについて学び,フィールド調査とデータ解析,グループ討議を行いました。

フィールドを歩く練習


演習林で植生や土壌の解説

雌阿寒岳登山と解説

雌阿寒岳は快晴でした

班別調査(キノコ調査)

班別調査(オオバボダイジュの種子散布調査)

班別調査のプレゼンテーション

実習のひとコマ(昼食の十勝豚丼)

期間中は雨に見舞われることもありましたが,学生たちは熱心に実習に取り組んでくれました。参加された学生とスタッフの皆様,お疲れ様でした。

2022/09/30 ogata

3年ぶりの北方圏森林管理学

8月22日から農学部の3年生を対象とした北方圏森林管理学という学生実習が行われました。 ここ2年は新型コロナウイルス感染症の影響で遠隔開催でしたが、今年は現地開催できました。

木材を使う側である帯広の製材工場や足寄町役場のペレットボイラー施設等の見学から、木材を育てる側である演習林内で人工林と天然林について学び、さらには足寄町の雌阿寒岳を登山しながらの天然林における植生の変化まで幅広く回りました。

林内で樹木学実習
事務所で覚えた樹木のテスト中
オンネトー展望台から雌阿寒岳を望む
雌阿寒岳のハイマツ帯
調査区で樹高計測中
自然林保全区を歩く
 
 雨にあたる日もあったものの、解説の合間には積極的に質問も出ており、明るい雰囲気の実習となりました。
 皆さま、お疲れ様でした。
2022.09.06 yamauchi