春のキツネと鳥と

 今年は春先に樹木に発生する根圧(木部圧)の測定をしていました。

根圧は、春の開芽を前に寒冷地の一部の木本種にみられる現象で、冬の間に空気が入ってしまった道管を再び水で満たし、通導機能を回復させるはたらきがあります。

サルナシの幹から沁みだす樹液

この測定のため、3月から5月にかけてよく山に入っていました。そこで撮った写真を紹介します。

山では(町でも)シカの次によく見るキタキツネから

まだ冬毛でもこもこ
ちょっと後退して

物陰から伺う

猫座り(?)
犬っぽくてかわいい感じもありますが、やはり野生の獣らしく気合の入った顔をしています。
怖い
ちなみに先週見かけた時は、夏に向けて毛が生え変わっているようで、少し貧相な見た目になってました。


道路で立派なシカ角を見つけました。事務所にはごろごろ転がっているけど自分で見つけたのは初めてな気がして(丸ごとのシカの死骸は何回か見たけど)ちょっと嬉しいです。

毎年春に生え変わる

飛んでいるオオワシ。オジロワシとともに冬の道東では時々見かけます。とにかく大きくて迫力があって、一度、川の対岸に立っているを見つけた時はしばらく釣り人だと思っていました。

大きいオオワシ

こっちも大きいオオハクチョウ。毎年北へ旅立つ時期になると畑に集合してよく泥だらけになっています。

大きいオオハクチョウ

3月のまだ寒い時期の作業中、人気のシマエナガのほか、ゴジュウカラ、キバシリという、木の幹の上を歩き回るタイプの鳥がよく近くに来てました。膨らんで丸くなってます

シマエナガ。せわしなく飛び回るので写真は撮りにくい
ゴジュウカラ。首を上げたフォルムが好き


キバシリ。饅頭が動き回っているよう


4月から5月、すっかり暖かくなると、小鳥たちも明らかに冬より元気に見えます。
その中で鳴き声に定評がある歌う鳥シリーズ
ノビタキ

キビタキ

オオルリ。今年やっと見ることができた憧れの鳥

ホオジロ。絶唱

ノビタキとホオジロは家の周りにもたくさんいて、畑の間の道などを走っているとよく飛び出してきて怖いです。

ふと気付くとすぐそこにいるノビタキ(スマートフォン撮影)


5月も終わって山もすっかり緑になり、実習や山仕事で忙しい時期になってきました。


2026/5/31 市橋




林野火災危険期間です!

 

足寄ではこの時期、山火事の発生頻度が高まります。
 
消防ポンプ点検

放水もうまくいきました

そのため防火施設の点検を行いました。
今年も何も起こらないことを願っています。
2026.01.20 utsumi

春に向けて

 事務所構内の雪解けが進み、フクジュソウやフキノトウをちらほらと目にするようになりました。

雪解けの構内

フキノトウ
 動物たちが本格的に動き始める前に、マイマイガの卵塊の駆除を行いました。

 マイマイガはドクガ科に属する蛾の一種です。昨年、多く見かけたマイマイガは構内の建物に多くの卵を産み付けていました。この卵塊の毛や1齢幼虫に触れると炎症を起こす恐れがあり注意が必要です。

マイマイガの卵塊
 マイマイガは北海道演習林の「あしょろ自然誌」でも紹介していますので詳細はこちらをご覧ください。

2026.03.31 ogata


転倒注意!

足寄は12月の大雪から積雪が無くならず、暖かい日には少しずつ溶け、氷が張っています。北海道でも雪が少ない方ですがとても寒く、氷が解けきってくれません。

うっすら雪が降ると大変です。一面真っ白なのですが、実はところどころ雪の下に氷の層が隠れています。つるつるの氷にサラサラの雪が乗るととても滑りやすくなってしまうのです。

久々に北海道勤務となったU先生は通勤の際に転倒してしまったそうです。 

転倒の様子(本人による再現)

昨日からの雪がいやーな感じで積もってます。

皆さんお気を付けください。

2026.01.20 utsumi & yamauchi