九州大学・研究・産学官連携推進部長ご一行来演


令和元年9月12日(木)~13日(金)に本学・研究・産学官連携推部長ご一行が北海道演習林視察のため来演されました。
                                   2019.9.13 Nobukuni


からまつ講義棟で概要説明

演習林視察①

演習林視察②

研究棟前で記念撮影

2019年度森林科学入門ー夏の北方林コース

9月2日から9月6日の日程で”森林科学入門ー夏の北方林コース”を実施しました.全学部の1,2年生が対象の実習で,農学部に限らず参加できます.今年度は15名が参加しました.
帯広に集合した学生は,十勝平野を観察しながら足寄町へ移動し,足寄町動物化石博物館を見学しました.
翌日は足寄町の端にある雌阿寒岳にて,亜寒帯針広混交林から標高とともに変化する植生を見学しました.晴天に恵まれ,途中のハイマツ帯からオンネトーを眺めることができました.また,山頂からもぐるっと良い景色を見ることができました.

3日目は演習林内で調査を行いました.
天然林と人工林で河川水の違いを比較したり,,,

調査区内の樹木を計測したり,,,
タワーから自然林保全区を見学したりしました.
   
4日目の班別調査では「ペレットストーブに向く木材」,「カラマツ造林地のネズミ被害」,「牧草地と人工林の水質の違い」と、各班で話し合って決めたテーマについて、自分たちで考えた調査を行いました.
木材を一部採取し、木材の密度などを調べました.
人工林を通る河川水を採取しました.
カラマツのサイズとネズミの被害部位を測定しました.
最終日にはそれぞれの班が調査結果を基にデータをまとめ,発表を行いました.限られた時間の中でしたが、自分たちの仮説と結果を検討し,考察までしっかりとまとめてありました.また,他の班の発表に対して質問をし,活発に議論をしていました.
皆様,お疲れ様でした!
2019.09.11 yamauchi