環境DNA調査

 JaLTERが2019年度に科研プロジェクト「沿岸生態系における構造転換:高度観測と非線形力学系理論に基づく実証アプローチ」に参加し,水産研究機関や臨海実験所等とも連携し,魚類等を対象とした全国的に長期的な環境DNA観測網を構築することが話し合われ,本観測網への参加募集を行いました.

 北海道演習林では2020年度から観測網の一環として参画しています.

調査地の河川

 

河川水をバケツに採取

シリンジにステリベクスを装着して加圧濾過中

ステリベクス内の水分除去


植樹祭

全国的に春の訪れが早い今年ですが、北海道でも例年より2~3週間は早い印象です。河原のヤナギなどを皮切りに、木々の芽吹きがにぎやかになってきました。

通常、山では5月下旬に行う植樹祭ですが、今年は庭園管理の一貫で、養生していた苗を芽吹き前に急いで構内に植えました。無事根付いて欲しいものです。

皆さん山よりも気楽に参加できました

ハリギリの苗は枝分かれがなくトゲだらけで凶器のようです


カラマツはこの段階ではどれが長枝化するか解らない(それがどうした)
 

20210428 たしろ


子エゾリスの越冬

 事務所の横にある倉庫に子エゾリスがやってきました.大人と比べて少し丸い体型で可愛さがあります.冬を無事に乗り越えられそうでよかったですね.


2021.03.17 Utsumi

初めての除雪

 私が北海道演習林に赴任してもうすぐ1年が経ちますが,ついにこの時がきました.


人生初の除雪作業.


演習林がある足寄町は北海道の中でも比較的雪の少ない地域ですが,それでも,四国から来た私にとっては経験したことのない量の雪,雪,雪.何だかわくわくしてしまいます.


今年度は積雪が例年よりも遅く,本格的な林道の除雪は今月に入ってから開始しています.林内での作業予定を考えて,車が通れるように除雪をしていきます.

ブルドーザーで除雪作業中①

ブルドーザーで除雪作業中②

除雪後の林道に出てきたササ

除雪すると雪の下になっていたササが顔を出すので,それを目当てにエゾシカが集まってくることもあります.エゾシカたちの冬場の大事な食糧になるのです.除雪によって利益を得るのは人間だけではないのですね.
林道から離れてこちらを窺うエゾシカ

北海道演習林では,林道の除雪には2台のブルドーザーを使っていますが,上の写真はそのうちの1台です.
実はこのブルドーザー,1989年から働いています.私よりも年上の先輩でした...
先輩の中には操作レバーがたくさん

古いタイプなので,たくさんの操作レバーがあります.最近ようやく慣れてきましたが,初めて操作した時はてんやわんやでした.

しかし,これだけ長く使い続けられているのは,これまで先輩方がきちんとメンテナンスを行い,大切に乗っているからこそだと思います.

私も先輩方のように,ブルドーザー先輩を乗りこなせるように,これからも日々精進です.
2021.02.18 fujiyama

雪景色

明けましてしばらく経ちました。

今年の十勝は雪が遅く、帯広で統計史上初めて降雪が0cmのまま年越ししたとウェザーニューズ(https://weathernews.jp/s/topics/202101/010205/)で紹介されていました。足寄も雪が無い正月を過ごしましたが、 7日に降ってから降り続き、あっという間に雪景色となりました。

トドマツに綿帽子

鳥の巣跡に雪の山

本日の調査中にも雪がちらつきました。よく見ると結晶が残っています。

雪の結晶 
 

林内では動物の痕跡が分かりやすくなります。特徴的な”Y”字状に並んだ足跡を見つけました。これはエゾユキウサギの動きによるものです。前足が縦並びに着き、追い越した後ろの両足で跳躍しています。

画像下から上へ向かう足跡

エゾユキウサギ跳ねる
 

先の方で音が聞こえたので、顔を上げるとエゾユキウサギが!

デジカメでなんとか姿をとらえましたが見つけられますか?真っ白な後ろ姿はまさに”雪”ウサギです。

  2021.01.21 yamauchi