3月になると足寄も雪融けがすすみます.森の木々が芽吹くのは2ヶ月先ですが,少しずつ春の気配を感じるようになりました.日差しも力強くなり,小鳥のさえずりが春の到来を寿いでいるようです.少し林内を散歩すると,沢沿いではすでにエゾイラクサやカサスゲの新芽が出ていました.ツルネコノメソウやオオバタネツケバナ,ヌマハコベはヒタヒタに水に浸かる場所に生育しますが,水温が一定な湧水に守られることで真冬でも葉をつけているようです.生き物たちが動き出す季節が待ち遠しいものです.
雪融けのミズナラ林 |
猛禽類の巣,今年はお留守? |
エゾイラクサの芽生え |
ツルネコノメソウ |
カサスゲの芽生え |
2019.3.18 Nakamura