ふとんかごは、じゃかご(蛇かご)と呼ばれることもあり、古くから河川の護岸や斜面の補強に使われてきました。
手作業で組み立てたかごの中に重機で岩や砂利を入れていくのですが、金網製のかごが歪まないように慎重に入れなければなりません。
そして、隙間を埋めるように岩や砂利を手作業で詰めていきます。
この作業を繰り返し、ふとんかごを段々と積んでいくことで完成します。 ふとんかごがあることにより、大雨で河川が増水し川岸が削られるのを防止でき、さらには土砂災害の防止にも繋がります。
自然と共に生活するには、少し人の手を加えることも大切かもしれませんね。
連日、全国で大雨が続いています。
被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
また、今後も各地で雨予報が出ておりますので、油断せずどうぞ十分に気を付けてください。
2021.08.18 fujiyama