森の葉全開

道東の夏は短く、5月に新緑の季節を迎え、6月にようやく木々の葉が出揃ったと思ったら、カンバ類の春葉などはじきに落ち始めます。森にすべての葉が揃うのは6月末から7月初めまでの数週間です。今年は遅霜もなく、森の緑は美しく深まっています。  

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北海道演習林2林班 ハルニレの林(と菱さん)(↑ドラッグで動きます)

20190708 たしろ

ミズナラ初期成長試験

足寄の演習林ではミズナラが優占する二次林が多く見られます.ミズナラはどんぐりから成長しますが,成長速度や生存率には育て方の違いが影響するかもしれないと考え,どんぐりをそのまま林地に撒いたり,苗畑で育てた苗木を移植したりするなど,育て方を変えてミズナラの成長を比較しています.

 
2019.06.11 Utsumi
試験地での成長量調査,背景の多くはミズナラ成木

農場・演習林事務室長視察

令和元年5月20日(月)~22日(水)に九州大学農場・演習林 古賀事務室長が足寄町長表敬訪問並びに北海道演習林視察のため、来演されました。


                                                                                                                                                  2019.5.22 nobukuni



からまつ講義棟にて概要説明

演習林視察①

演習林視察②

事務所玄関にて記念撮影





ラワンブキ研究@苗畑2年目

足寄にもようやく春がやってきました.雪が融け,4月中旬からは大分暖かくなってきています.この時期はフキが芽吹く季節で足寄町内を流れる螺湾川沿いに生育するラワンブキはこれから約2ヶ月で2 mほど成長します.
 北海道演習林ではラワンブキがなぜ大きくなるのかを知るための研究を行っています.螺湾川の特異的な水質環境がラワンブキを巨大化させているのではないかと考え,その環境を再現することのできる苗畑で育成試験を行っています.この研究も2年目を迎えこれら結果を取りまとめる予定です.フキがどれくらい成長するのか楽しみです.


2019.04.23 Chiwa
螺湾川の水質環境を模した液肥をフキの畑に処理しています

春先の先




 3月になると足寄も雪融けがすすみます.森の木々が芽吹くのは2ヶ月先ですが,少しずつ春の気配を感じるようになりました.日差しも力強くなり,小鳥のさえずりが春の到来を寿いでいるようです.少し林内を散歩すると,沢沿いではすでにエゾイラクサやカサスゲの新芽が出ていました.ツルネコノメソウやオオバタネツケバナ,ヌマハコベはヒタヒタに水に浸かる場所に生育しますが,水温が一定な湧水に守られることで真冬でも葉をつけているようです.生き物たちが動き出す季節が待ち遠しいものです.

雪融けのミズナラ林

猛禽類の巣,今年はお留守?

エゾイラクサの芽生え
ツルネコノメソウ




カサスゲの芽生え


  2019.3.18 Nakamura