春先の先




 3月になると足寄も雪融けがすすみます.森の木々が芽吹くのは2ヶ月先ですが,少しずつ春の気配を感じるようになりました.日差しも力強くなり,小鳥のさえずりが春の到来を寿いでいるようです.少し林内を散歩すると,沢沿いではすでにエゾイラクサやカサスゲの新芽が出ていました.ツルネコノメソウやオオバタネツケバナ,ヌマハコベはヒタヒタに水に浸かる場所に生育しますが,水温が一定な湧水に守られることで真冬でも葉をつけているようです.生き物たちが動き出す季節が待ち遠しいものです.

雪融けのミズナラ林

猛禽類の巣,今年はお留守?

エゾイラクサの芽生え
ツルネコノメソウ




カサスゲの芽生え


  2019.3.18 Nakamura

森林科学入門・冬の北方林コース(冬の学校2018)


2019年2月18日~22日の日程で「森林科学入門・冬の北方林コース(冬の学校2018)」が実施され,九州大学から11名の学生が参加しました.学生らは演習林内でのスノーハイクやイグルーの製作,雌阿寒岳の麓でのトレッキングなどを体験し,北国の自然についての理解を深めていました.

  スキーの練習は転び方、起き上がり方から
スキーを履けば、雪の上は全て道。
「かまくら」と異なり、イグルーは雪のブロックを重ねて作る
班ごとの造形センスが光る
地形図とコンパスだけで目的地を目指す演習

この道は果たして正解なのか?
雌阿寒岳の麓に広がる亜寒帯林について学習


オンネトーの湖上に到着!


学習した内容をもとにディスカッション。


2019.2.25 sasaki

冒険キッズ ウインターチャレンジャー

 1月9日にネイパルあしょろ主催の冒険キッズ ウインターチャレンジャーの一環として小・中学生が北海道演習林を利用しました。小学5年生~中学3年生までの22名が参加しました。

 積雪が残る林道でのスノーハイク体験から始まり、広葉樹の丸太切りなどを行いました。のこぎりを使うのは初めてという参加者もいましたが、切った木材は後日の工作で使用する材料となるため、自分が希望するサイズを考えながら集中して作業していました。
スノーハイクでゲートに到着

切っ先に集中

 後半では森林内を散策し、動物の足跡を観察しました。今年の足寄は降雪が少ないため、足跡の周囲が融けたような古いものが多かったのですが、大きさと軌跡からどんな動物が付けたものか想像を膨らませながら歩きました。エゾシカやキツネと思われる足跡や、川の近くでは小さいネズミの足跡が多くみつかり、参加者からは歓声が上がっていました。
足跡もいろいろあるよ

この足跡は?

2019.01.17 yamauchi

山の神神事

12月5日、演習林内にある社(やしろ)で、山の神神事を行いました。
本来であれば毎年12月12日に神事を行いますが、諸事情により一週間早い5日に執り行いました。
毎年寒い中行っていますが、積雪もなくこの日はとても暖かかったです。
教員、事務職員、技術職員、森林インストラクターが参加して、1年の無事を感謝して来年の安全を祈願しました。


山の神神事

毎年、神事前にしめ縄作りを行います


2018.12.19 kabe

はつゆき


北海道演習林構内のイチイとハルニレ
稀代の雨男として著名な福岡演習林の古賀先生が学生さんを連れてご来訪、山に調査に出られるや否や上士幌から足寄までのごく限られたエリアでまとまった雪となり、今季の平地初積雪を記録いたしました。
今年は道北、道央の冠雪が記録的に遅く、多くのスキー場がオープンを延期しておりますが、十勝の初積雪としては今が平年並の時期なようです。
冬の実習までにどれほど積もってくれるでしょうか。
2018.11.22 田代